3日から始まるNHKの連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルである植物分類学者、牧野富太郎(1862~1957年)にちなんだ企画展が6月18日まで、神奈川県横須賀市深田台の市自然・人文博物館3階特別展示室で開かれている。入場無料。
「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野は全国で約40万点の植物標本を集め、1500種類以上を命名した。三浦半島をはじめとする県内にもたびたび訪れ、さまざまな植物を調査・採集している。企画展では、バラ科のマメザクラ、シダ植物のフモトカグマなど牧野が県内で採集した植物標本約30点を公開している。