おとといからクマの目撃情報が続く札幌・南区で、きのう夜からきょう未明にかけてまたクマの目撃が相次ぎました。きのう午後9時すぎ、南区真駒内柏丘の国道453号で、車に乗っていた人から体長1.5メートルほどのクマを目撃したと通報がありました。
富田記者「クマは10メートルほど並走し、林の中へ入っていったということです」
その後、午前3時半ごろにも、タクシー運転手が国道を横断するクマを目撃しました。
近隣の住民「怖いですね、(外に)出られないです。なるべく遠くに歩かない、家のまわりで終わるようにしています」
市は、きのう真駒内公園で目撃されたクマと同じ個体とみていますが、公園や住宅街周辺では猟銃による駆除が難しく、対応に苦慮しています。
札幌市環境局・清尾係長「きのう真駒内公園にいたクマがこのやぶの中に入って夜に抜けていったということで間違いないとみている。このまま南に行けば駒岡とか常盤の方に移動している可能性もあるので警戒が必要」