スポーツクライミングの世界選手権は12日、スイスのベルンで男子複合の決勝が行われ、宇都宮市出身で東京オリンピック代表の楢崎智亜選手が銅メダルに輝き、3位以内に与えられる来年(2024年)のパリ・オリンピックへの出場権を獲得しました。パリ出場の栃木県勢第1号です。
楢崎選手は前半のボルダーで4つのコースを全て登り切ってトップで折り返し、後半のリードは7位にとどまったものの、表彰台の圏内に踏みとどまり来年のパリオリンピックの出場権を獲得しました。
試合後、楢崎選手は「3位でこんなにうれしかったことはない。本当にひと安心」と語り「次こそ金メダルを取りたい」と意気込んでいました。
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