スポーツを活用した地域活性化に向けて、スポーツと観光を融合させたスポーツツーリズムなどを推進する「栃木県スポーツコミッションの設立」を記念した講演会が、5日に宇都宮市内で開かれました。
この講演会は、スポーツを活用した地域活性化に官民一体で取り組む栃木県スポーツコミッションが、7月31日に設立されたことを記念して開かれたものです。会場にはコミッションを構成する73の団体の関係者など約300人が出席しました。
初めにスポーツ庁の田中聖也参事官がスポーツを通した地域活性化の国の取り組みについて説明しました。続いて観光専門のシンクタンクJTB総合研究所の山下真輝主席研究員が講演しました。山下主席研究員は、スポーツツーリズムは観る、する、支えるの3つが基本とした上で「特にスポーツ合宿の誘致はソフト面、人材が大切」と強調しました。
また、先進的な事例として金沢文化スポーツコミッションの平八郎代表が活動を報告し「スポーツと文化の両面の活動を観光につなげ地域を活性化した」と話しました。
出席者たちは熱心に話を聞きながらスポーツコミッションへの理解を深めました。
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