吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマの第63作「光る君へ」(日時未定)は、2024年に放送される。5月下旬に京都市内でクランクインした後、撮影は順調に進行中。先月には、栃木県で平安時代の馬術競技である打毬(だきゅう)の撮影が実施され、このたび写真が公開された。
「光る君へ」は、貴族文化が花開いた平安時代を舞台に、世界最古の女性文学と言われる「源氏物語」を生み出した紫式部(まひろ/吉高)の人生を描くもの。脚本は、同局の大河ドラマ「功名が辻」や連続テレビ小説「ふたりっ子」、「セカンドバージン」など、数多くのヒット作を手掛けてきた大石静氏が担当する。
今回の収録現場では、まひろや姫たちなどが観戦する中、藤原道長(柄本佑)が親しい上級貴族と共に打毬を行うシーンが撮影された。
現代のポロに似た馬術競技である打毬のシーンに挑戦した柄本は「馬を走らせながら、同時にスティックを振り抜くことはとても難しく、昨年の秋頃から撮影に向けて練習を積み重ねてきました。達成すべきハードルが非常に高い分、演じる上でも、大きなやりがいを感じています」と準備を重ねて撮影に臨んだことを報告。
続けて「平安時代の貴族たちが実際に楽しんでいた打毬のシーンを、映像で見られることが私も今から楽しみですし、男性陣が打毬のテクニックで女性たちを魅了する場面でもあるので、その雄姿を皆さまにもぜひ、ご覧いただければと思います」とアピールしている。