9月18日の敬老の日を前に、千葉県松戸市では地元の幼稚園児たちが、高齢者に詐欺などの被害に遭わないよう注意を呼びかけました。
園児たち
「防犯キャンペーンやってまーす」
この取り組みは松戸東警察署が18日の敬老の日を前に、高齢者を詐欺などの犯罪から守るために企画したものです。
キャンペーンはJR北小金駅で行われ、地元の大勝院幼稚園の園児8人が、駅を利用するお年寄りに防犯グッズを配って注意を呼びかけました。
防犯グッズの中には「電話でお金は詐欺です」と書かれたスポンジが入っていて、洗い物をするたびに防犯の意識を高めてもらう狙いがあります。
園児たちの元気な声に、防犯グッズをもらった人は思わず笑顔になっていました。
最後に、一生懸命お手伝いをしてくれた園児一人ひとりに、松戸東警察署から感謝状が贈られ、園児たちは少し照れくさそうに受け取っていました。
松戸東警察署 多田真弓 生活安全課長
「子どもの力は街中を元気にすると感じた。このスポンジでも、毎日見てもらうことで電話de詐欺への意識を高めてもらえたら良いと思う」