新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型「XBB.1.5」に対応した改良型ワクチンの秋の接種が20日から始まりました。
那須塩原市ではショッピングモールに集団接種の会場が設置され、事前に予約をした人たちが次々と訪れ、接種を受けていました。市では先月(8月)23日から集団接種の予約を開始しましたがすでに10月まで予定が埋まっているということです。
接種に使われているのはオミクロン株の派生型「XBB.1.5」に対応した改良型ワクチンです。接種の期間は来年(2024年)3月31日までで、生後半年以上の全ての人が対象です。費用は無料ですが前の接種から3カ月空けることが必要です。
国内では新たな派生型「EG.5.1」が流行していますが、国立感染症研究所は「ワクチンの有効性が下がるという報告はない」と説明しています。また、冬に同時流行が懸念されるインフルエンザのワクチンを同時に接種しても安全性や有効性に問題はないということです。
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