前節浦和戦(9月29日・埼玉)での判定を巡り、J1横浜FCが異議を唱える意見書をJリーグに提出したことが4日、分かった。
浦和戦では1点リードの後半にDFンドカ・ボニフェイスがFW興梠慎三をペナルティーエリア内で倒したとしてPKを献上。引き分けに終わり、最下位に転落した。
直前の場面で興梠がンドカのユニホームを引っ張っているようにも見えたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による介入は行われなかった。4日の全体練習後に取材に応じた四方田修平監督は明らかに誤審だったとし、「どういう判断でオンフィールドレビューをしないことになったのか」と疑問を呈した。
その上で、「レフェリーも人間なのでミスジャッジは起きるが、何のためにVARがあるのか。当事者のチームの人間ではなくてもサッカーを、Jリーグを応援してくれている人たちが納得感を持つためにも説明してもらいたい」と強調。熾烈な残留争いの中、「勝ち点1がみんなの人生を決める状況なので」と訴えた。