日本青年会議所(JC)北陸信越地区新潟ブロック協議会の共創の新時代創生委員会は14日、上越市下門前の教育プラザで「新潟政治縁日IN上越」を開いた。政治や社会に興味がない、関心があっても表現できない層を対象に、さまざまなイベントが行われた。
本年度の新潟ブロックで最後、最大の対外向けイベント。毎年、ブロックごとの課題、やりたいことからイベントを企画する中で、少しでも多くの人に政治へ関心を持ってもらおうと開いた。
会場ではマルシェのほか、政治に関連した講演会やお笑いトークライブを実施。県内政治家とNiigata選挙カレッジによるトークセッションでは、安田佳世氏(上越市議)、島田竜史氏(妙高市議)、星野雄哉氏(見附市議)が若者や会場からの質問に答えた。
初めての選挙で大変だったことでは、家族の説得や仕事と活動の両立といった生々しい声が聞かれた。若者からは、批判の矢面に立たされながら自らの理念を推し進める政治家を評価する一方、自分ではなりたくないという意見が出ていた。
同委員会の坂西皓樹委員長は「若者に自分の意思表示は簡単で、普段何げなくしていることが社会参画だと気付く、きっかけになってほしい」と願った。