大分トリニータは10日、下平隆宏監督(51)の退任を発表した。
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下平監督は、現役時代は柏レイソルでプレーしたほか、ユベントスのプリマヴェーラ、FC東京でもプレーした。
引退後、柏でスカウトやU-18コーチ、監督、トップチームのヘッドコーチを歴任。2016年3月からトップチームの監督を務めた。
2018年5月に成績不振で解任されると、その後強化チームダイレクターに就任。2019年からは横浜FCのヘッドコーチに就任すると、同年5月から監督に就任。2022年から大分で監督を務めていた。
J2に降格した大分では1年目の明治安田生命J2リーグで5位の成績を残したが、今シーズンは最終節を残して9位に位置。J1昇格の可能性が潰えていた。
下平監督はクラブを通じてコメントしている。
「私、下平隆宏は今シーズンをもって大分トリニータの監督を退任することになりました。2年間でしたが、大分トリニータの監督として指揮を執れたことを心から感謝しています」
「まずは、選手たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。J1昇格という目標に向け、選手1人1人が真摯に挑戦してくれたこと、そして共にチームを創り上げ、チームの勝利のために努力と献身性を見せてくれたことに心から感謝します」
「また、スタッフの皆さんにも感謝しています。選手のサポート、トレーニングの準備、試合の準備、チーム運営、全てにおいてチームのために尽力して頂き、本当にありがとうございました」
「そして、最後にファン、サポーターの皆さま、スポンサーの皆さま、行政の皆さま、大分トリニータに関わる全ての皆さま、本当に熱い応援とサポートをありがとうございました」
「ホーム、アウェイに関わらず、たくさんのファン、サポーターの声援は本当に心強かったです。熱狂的でもあり、暖かくもあるトリニータサポーターの応援は本当に素晴らしかったです。改めて本当に感謝しています」
「これからの大分トリニータの発展を心よりお祈りしています。ありがとうございました」