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ビール類の酒税率が変更された10月、減税となった狭義のビールでは前月の買い控えや、前年同月の値上げ後の落ち込みに対する反動から、各社で好調な売れ行きをみせ市場を牽引した。
酒類大手の10月度実績は別表の通り。狭義のビールは、各社とも軒並み2~5割増と高い伸びを示した。一方で増税となった新ジャンルは厳しい市場環境が続き、推計でトータル67%。仮需があったにもかかわらず低調だった前月にも増して苦戦した。ビール類全体では前年同月比117~119%での着地とみられる(サントリー、キリンビールなど推計)。
税率が据え置きとなったRTDは各社のラインアップ拡充も背景に、新ジャンルに代わるリーズナブル需要の受け皿として好調に推移した。
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