レンタル移籍に関するルールが変更される可能性のあるプレミアリーグ。ニューカッスルはそんなもので屈するつもりがないようだ。
プレミアリーグでは、各チームが関連するクラブの選手と契約することを禁止することについての議論が進んでおり、各チームが来週投票する。
これは資本関係にあるクラブ間でのレンタル移籍に関するもの。ニューカッスルにとっては非常に痛い規則となる。
ニューカッスルはサウジアラビアの政府系ファンドである「PIF」が保有。その「PIF」はサウジ・プロ・リーグのアル・ナスル、アル・イテファク、アル・アハリ、アル・ヒラルを所有している。
ニューカッスルは、違法賭博を認めたイタリア代表MFサンドロ・トナーリが出場停止に。そのため、1月にはアル・ヒラルのポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(26)のレンタル移籍を目指していた。
しかし、これにより獲得が不可能になる中、イギリス『90min』によれば完全移籍での獲得を目指すという。
『PIF』はルベン・ネヴェスの完全移籍を認める方向がある一方で、アーセナルはレンタル移籍での契約を目論んでいるともされており、ルベン・ネヴェスが何を選択するかが重要となりそうだ。
また、ニューカッスルはマンチェスター・シティのイングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(27)のレンタルも画策しているとのこと。果たして、どういう結末を迎えるのか注目だ。