栃木県企業局は、県が行う市や町などへ水を供給する事業の存在や成り立ちなどを広く周知しようと、水を管理する浄水場のカードを作成し、12月1日から無料配布を始めました。
県企業局が新たに作成したのは「浄水場カード」。高根沢町にある「鬼怒浄水場」と、那須塩原市にある「北那須浄水場」の2つ施設がそれぞれカードになりました。
県が管理する2つの浄水場で作られた水は、主に県内5つの市や町などに水道用の水として、また、工業団地には工業用の水として供給されています。
このような事業について県企業局は、県民により身近に感じてもらおうと、手に取りやすいカードにして12月1日から、浄水場の事務所や関係する市や町の窓口などで無料配布しています。
「鬼怒浄水場」は2千枚、「北那須浄水場」は1千枚作成され、今年度(2023年度)の発行分については、県誕生150年の記念ロゴマークがあしらわれています。
県によりますと、府や県が運営を行う水を供給する事業体がつくるカードとしては、奈良県や愛知県に次いで栃木県が3例目にあたるということです。
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