インテルとオランダ代表MFデンゼル・ダンフリース(27)の契約延長が不透明だという。『フットボール・イタリア』が伝えている。
昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準優勝を経て、盤石の強さを誇る今季のインテル。クラブに忠誠を誓う主将FWラウタロ・マルティネス、DFフェデリコ・ディマルコなどなど、どの選手も契約延長話は比較的スムーズに進んでいることが判明している。
そんななか、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、「ダンフリースの状況はより複雑」とのこと。シモーネ・インザーギ監督は遅くとも年明けまでにディマルコ&元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンとの契約延長交渉を完結させる意向だというが…
その一方で、ダンフリースは新契約で年俸500万ユーロ(約7億9000万円)以上を要求。これは現段階でインテルが提示している額よりも100万ユーロ高いものとのことだ。
今日現在、インテルとダンフリース側の協議はストップしているようで、クリスマス後(12月25日以降?)には再開されるとのこと。これらの現状を踏まえ、「ダンフリースにプレミアリーグの複数クラブから関心が寄せられていることを考慮すれば、来夏で売却するのも悪くない選択肢だろう」と考えられている。
なお、ダンフリースとインテルの契約は2025年6月までとなっており、最低要求額の500万ユーロは現年俸の2倍を優に超えているとのことだ。