まもなくクリスマスです。真岡市の井頭公園では、この時期だけの珍しいクリスマスツリーが展示されています。
真岡市の井頭公園の中にある「花ちょう遊館」では、毎年この時期に、金色に輝くチョウのサナギをクリスマスツリーの飾りに見たてた「黄金のサナギツリー」を特別展示しています。
中でも目を引くのは、国内最大級のチョウのひとつ「オオゴマダラ」のサナギです。このサナギは、鳥などに食べられないように身を守るため金色になる性質があるということです。通常、金色になるのは2週間ほどですが、栃木県の気候では3週間から4週間楽しめるということです。
また、銀色の「ツマムラサキマダラ」、黄緑色の「リュウキュウアサギマダラ」のサナギもツリーを彩っています。
今年(2023年)は、暖かかったことからチョウが卵をたくさん産んだため、去年(2022年)より70個ほど多い約220個のサナギをもみの木に飾り付け、より豪華なツリーになっています。
サナギツリーの周りには、5種類のチョウ約150匹が優雅に舞っていました。
このツリーは、12月28日まで真岡市の井頭公園で楽しめるということです。
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