日本のエース山本由伸の去就報道は熱を帯びており、日々様々な憶測が飛び交っている。そんな中、山本の争奪戦は重大な局面を迎えており、最終段階であるとメジャーリーグ公式HP『MLB.com』が報じている。
『The Athletics』のマット・ゲルブ記者によると、フィリーズは山本に対してオファーを提示しているという。フィリーズのオファーは現時点で未定ではあるが、ドジャースは2億5000万ドル~3億ドルのオファーを検討していると見られている。いずれにしろ山本には高額のオファーが検討されている。
また、『SNY』のアンディ・マルティーノ記者は、「メッツのスティーブ・コーエンオーナーは、山本に対して真剣なオファーを出している最中」と伝えている。
先週末に行われたメッツとヤンキースとの2度目の面談は、山本側から求めたものと報じられており、これらのクラブとドジャースが山本の最有力候補と見られている。この他にもレッドソックス、ブルージェイズ、ジャイアンツ、フィリーズが候補に挙がっているという。
『MLBネットワーク』のジョエル・シャーマン記者は日曜日のニューヨークポスト紙に、山本の獲得争いは「今週に激化するはず」と書いており、マルティーノ記者も今週末に決断を下す可能性があると伝えている。
山本のポスティングは、日本時間1月5日午前7時に期限を迎える。残り2週間ほどしかないが、どの球団が山本を獲得するのだろうか。