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長野市の長電建設で会社の預金およそ4億6600万円が私的流用されていた問題で、警察は元総務課長の男を逮捕しました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、長電建設の元総務課長で長野市のアルバイト従業員の男(53)です。
警察によりますと男は当時勤務していた長電建設で総務課長だった2022年の8月下旬、会社の預金およそ1320万円を横領した疑いが持たれています。
男は経理を担当していて、「完成工事の未払い金の支払い」という名目で外注先への支払い額を水増しし、自身が管理する第3者名義の口座へ振り込んでいたということです。
横領した金はギャンブルや借金の返済に充てていたとみられています。
長電建設は2014年からの8年間でおよそ4億6600万円を私的流用したとして去年9月に男を刑事告訴していました。男は容疑を認めていて、警察が余罪を捜査しています。