来月(3月)3日のひなまつりを前に、一足早く春の訪れを告げる恒例の「氏家雛めぐり」が3日からさくら市で始まりました。
かつての奥州街道沿いの宿場町として栄えた氏家地区の旧家や商店に代々受け継がれてきた、きらびやかな衣装に身を包んだ人形たち。
穏やかな表情のお殿様とお姫さまが、訪れた人たちをまるで歓迎してくれているかようです。
この「氏家雛めぐり」は、今年(2024年)で21回目となりました。
新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった去年(2023年)は、展示が40カ所ほどでしたが今年は商店街や公共施設、個人の住まいなど、去年より多い約50カ所を巡ることができます。
JR氏家駅前に設けられた人の背丈以上もある9段飾りには、100体を超える人形が所狭しと並べられ、近くの衣装店や飲食店などでは、目元や口元など描き方が異なる人形を一つ一つ見比べながら楽しむことができます。
来場者はマップを片手に好きな場所を訪れ、思い思いに楽しんでいました。
「氏家雛めぐり」は、来月(3月)3日のひな祭りまで開かれています。
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