県教育委員会が県立高校の生徒など1万4000人余りの個人情報が漏えいした恐れがあるとして、個人情報保護委員会から行政指導を受けました。
漏えいした恐れがある個人情報は、北信と東信地方にある県立高校2校の生徒の氏名や住所、成績など1万4231人分です。県教委によりますと、パソコンのウイルス感染を警告し、偽の窓口に連絡させる「サポート詐欺」に遭ったことが原因です。
その結果、公用パソコンが遠隔操作されたということです。
個人情報保護委員会は不正アクセスを防止するためのパソコンの設定を怠っていたことや、報告の遅れを問題視し、個人情報保護法に基づき、行政指導をしました。
来月29日までに再発防止策を説明するよう求めています。