沖縄県那覇市久茂地の「デパートリウボウ」7階で営業する書店「リブロリウボウブックセンター店」が5月31日で閉店する。開店は2003年5月で、21年の歴史に幕を下ろす。
同店は最新の雑誌や話題の書籍のほか、沖縄関連本を多数取り扱ってきた。インターネットで書籍を購入する人が増えたことやコロナ禍の影響などで、売り上げが減少したことが閉店の理由だという。
大森伸吾店長は「長い間お世話になり、『ありがとうございます』という言葉しかない」と感謝。「地元の方々に愛された書店だった。県庁や那覇市の職員、会社員の方、県内各地から多くの方が利用してくださった」と感慨深げに振り返った。