バルセロナに所属するフランス代表DFジュール・クンデがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝ファーストレグに向けて、対戦相手であるパリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペを警戒した。クラブ公式サイトが伝えている。
現地時間4月10日、バルセロナはパリ・サンジェルマンとCLの準々決勝ファーストレグを戦う。バルセロナにとって2019-20シーズン以来となるCLの準々決勝であり、クンデにとっては初めてとなる大舞台である。
今シーズン、クンデは公式戦38試合に出場しており、バルセロナの守備に欠かせない選手だ。そしてクンデはここ最近、右サイドバックとしての出場がほとんどであり、そうなると左サイドを主戦場とするエムバペとマッチアップする可能性が高い。そのクンデがエムバペについてこう語った。
「エムバペは違いを生み出すことができる選手だ。彼とはフランス代表で一緒にプレーしているからよく知っている。だから僕たちは彼を封じなければいけない」
また、クンデはエムバペを含めたパリ・サンジェルマンというチームについても「選手1人だけでなく、チームとして脅威になる」とコメントしている。そしてクンデは自身にとって初めてとなるCLの準々決勝に向けて意気込みを語った。
「僕にとって初めてのCL準々決勝だ。とても興奮しているし、試合が待ち切れないよ。バルセロナにとっても準々決勝は久しぶりだ。だから僕たちは、この試合でプレーしたいという強い意欲をもって、とてもいい状態で臨む準備ができている」
そして、クンデは「ここ数試合、チームの守備が向上している理由」を質問されて、次のように答えた。
「僕たちはこれまでよりも集中し、努力して戦えている。失点が減っているだけでなく、相手にチャンスを与えることも減っている。失点が減らすことができれば、試合に勝つチャンスも増える」
バルセロナにとってパリ・サンジェルマンは、2016-17シーズンに“カンプ・ノウの奇跡”を演じた相手だ。バルセロナは敵地パルク・デ・プランスに乗り込んでCL準々決勝ファーストレグを戦う。キックオフは日本時間4月11日午前4時に予定されている。