【漫画つき】総表示数1000万越え SNSで議論『あいにくあんたのためじゃない』がコミカライズ

新潮社のWeb漫画サイト「くらげバンチ」で連載中の話題作コミカライズ版『あいにくあんたのためじゃない』が5月9日(木)、新潮社より電子コミックスとして発売された。

原作は人生に行き詰ってしまった主人公たちが自分を取り戻し、逆境を跳ね返してその先につながる道を見つけてゆく、刺激的な全6編からなる柚木麻子の同名短編集。3月末の刊行以降、各種メディアで取り上げられ、即重版が決定した話題の小説だ。

コミカライズ版は原作刊行に先駆け、2月27日よりくらげバンチにて連載を開始。Xを中心に話題となり、瞬く間に総計600万PVを達成した。

漫画の本文を使った「母親は、ラーメンも食べちゃダメですか?」のX投稿や関連ポストが総表示回数1,000万回を超え、SNS上で議論を巻き起こしている。

漫画を担当するもりとおるは、シリーズ累計40万部を突破した『#真相をお話しします』でもコミカライズを手掛け、軽やかな筆致と卓越した人物描写を併せ持つ実力派作家。

この度5月9日に発売する第1巻では原作でも話題となった『めんや 評論家おことわり』編を収録。また作中にでてくるラーメンを解説・紹介した10Pにおよぶラーメン雑誌風特典も収録している。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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