「琥珀色」の美しい瞳が印象的な猫ちゃん。成長ぶりが伝わるビフォーアフターが、Xで注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@mero627puri914」さん。
当ポストには2024年5月7日時点で1万7000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「目の色の変化」がよくわかる一枚が話題に
「おめめの色が変わったね」というコメントとともに投稿されたのは一枚の画像でした。
そこに写っているのは、元保護猫の女の子「プリン」ちゃん。左側には子猫時代、右側には成長後の姿がおさめられています。
二枚の写真を比較すると……?子猫らしいグレーのつぶらな瞳から、琥珀色に輝く「存在感たっぷりな瞳」へと変化したことがわかりますね!
「真っ黒おめめ」の変化をおさめた一枚もかわいい
@mero627puri914さんはポストに続ける形で、多くの反響への感謝を述べるとともに「おめめ真っ黒バージョン」のビフォーアフター写真も紹介しました。
おめめを黒々とさせたかわいい表情が、ハートをくすぐります。そして心なしか、成長後の表情からも「子猫のようなあどけない雰囲気」が漂いますね。プリンちゃんの豊かな表情には、思わず心を掴まれてしまいます……!
そんなプリンちゃんのビフォーアフターは、Xを通して大勢を癒したようです。ポストには多数のいいねが集まる大反響になりました。
犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費用など、多くの経費を必要とします。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。
犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に
まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。
犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出
【2021年】生涯必要経費
犬全体:244万8784円(14.65歳)
- 超小型:253万2347円(15.30歳)
- 小型:217万3910円(14.05歳)
- 中型・大型:231万7006円(13.52歳)
【2022年】生涯必要経費
犬全体:251万7524円(14.7歳)
- 超小型:246万8346円(15.31歳)
- 小型:246万133円(14.28歳)
- 中型・大型:305万5401円(13.81歳)
【2023年】生涯必要経費
犬全体:244万6068円(14.62歳)
- 超小型:255万4012円(15.07歳)
- 小型:238万2200円(14.29歳)
- 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)
2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。
特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。
続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。
猫の生涯必要経費は、内猫と外猫で30万円の差がある
猫の生涯必要経費も見ていきましょう。
内猫(主に室内で飼育)、外猫(主に屋外で飼育)別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出
【2021年】生涯必要経費
猫全体:153万5678円(15.66歳)
- 外に出る:136万2622円(13.75歳)
- 外に出ない:168万8932円(16.22歳)
【2022年】生涯必要経費
猫全体:131万6467円(15.62歳)
- 外に出る:132万3874円(14.24歳)
- 外に出ない:130万1776円(16.02歳)
【2023年】生涯必要経費
猫全体:149万8728円(15.79歳)
- 外に出る:124万9906円( 14.18歳)
- 外に出ない:153万4047円(16.25歳)
2023年のデータでは、内猫と外猫で、生涯必要経費に30万円近くの大きな開きがみられました。
このように、ペットを飼育するには、猫で約150万円、犬で244万円と、決して少なくない費用がかかることがわかります。
迎え入れた家族同然のペットを、その寿命まで飼育するには責任が伴います。
本当に飼い続けられるか、ペットを飼う前によく考えることが重要ですね。
プリンちゃんを保護した際のエピソードや、普段の様子
今回ご紹介した投稿のコメント欄には「ちっちゃい頃も今もめちゃくちゃ可愛い」「女の子って感じでかわいすぎる……」と癒された人や「こんな変わり方もするのですね!!」「にゃんこって不思議」と驚いた人の声が書き込まれています。
おめめの色が変わったね👀 pic.twitter.com/KPD5oUMI0Y
— めろぷり (@mero627puri914) April 28, 2024
投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
――出会いのエピソードを教えてください。
プリンは、家の近所で衰弱してヨタヨタと歩いているところを保護しました。
警察に届けましたが、3ヶ月を過ぎても飼い主は現れなかったので、わたし達の家族として迎えることになりました。
――普段はどのような子ですか?
ヤンチャでいたずらっ子です。甘えん坊でもあるので、優しいメロン(一緒に暮らす猫)にべったりです。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
プリンとメロン2匹とも、とにかく可愛くて癒しです(親バカです)。
――自慢のポイントは何ですか?
Twitterでは、プリンとメロンは「美男美女」と言われることが多いので、そこが自慢できるところかなと思います。
あとは、プリンが「にっこり顔」というところも自慢です。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @mero627puri914
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」