アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋のプレーに対し、複数のイギリスメディアが高い評価を送った。
プレミアリーグ第38節、冨安はアーセナルの左サイドバックとして、プレミアリーグ優勝がかかるホームでのエヴァートンとの試合に先発出場した。0-1のビハインドで迎えた43分、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが折り返したボールに反応した冨安はボックス内に侵入し、右足で合わせたシュートはゴール左下に突き刺さった。
試合は2-1とアーセナルが勝利するも、マンチェスター・シティがウェストハムに勝利したため、プレミアリーグ優勝には至らなかった。しかし、複数のイギリスメディアが冨安のプレーを称賛した。
イギリス紙『イブニング・スタンダード』はチームトップタイとなる10点満点のうち「8」点と採点した。
「左サイドバックから積極的に攻撃参加し、同点弾を冷静にきめた。この試合、アーセナル最初のチャンスも冨安のヘディング弾だったが、これは枠外に飛んだ。最後の30分間はセンターバックにポジションを移した」
また、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』はチーム単独トップとなる10点満点のうち「8」点と採点し、こう評価した。
「意外にも、アーセナルで最も驚異的な攻撃陣の1人となった。同点弾を決めたが、さらにゴールを決めることもできただろう。左サイドバックやセンターバックを務めるなど、多才ぶり発揮した」
さらに、イギリスメディア『スカイ・スポーツ』も、冨安をチームトップタイとなる10点満点のうち「8」点と評価した。