善光寺の表参道に8カ月の改装期間を経て、老舗書店がリニューアルオープンしました。
読んで、食べて、飲める。新しい形の書店です。善光寺のおひざ元らしく店頭には御朱印帳がずらり!表参道で古くから親しまれる長野西澤書店が、ブックカフェとして生まれ変わりました。
■和歌山から
「趣味で結構歴史(の名所)を歩いているので、こういう現地のものを買うけど面白い」
■イタリアから
「御朱印帳を買ったよ。あとこれも!イタリアでこのマンガはとても人気なんだ!」
江戸時代の末期に創業。県内で唯一、国の広報誌・官報を扱ったり、学校の教科書をそろえるなど地域とともに長い歴史を紡いできました。
■大槻瞳アナウンサー
「内装も随分変わりましたね」
■長野西澤書店・西澤基喜社長
「以前は街の本屋さんのスタイルで本棚が縦に何本か並んでいて、今回は一個一個の棚を生かして、それぞれの個性を持たせて並べている」
ネット通販や電子書籍が普及し、全国的に書店の閉店が相次ぐ中、実店舗ならではの魅力を生かしたいと、およそ10年前から構想を練っていました。地元住民も待ちわびたオープンです。
■長野市内から
「しょっちゅう子どもの時から来ていたから、うれしいです」
■長野市内から
「地元の本屋さんに頑張ってもらいたいので、すごく応援したい」
購入前の本を読みながら飲食を楽しむことも!コーヒーは店のオリジナル。深みがありながらすっきりとした後味です。店の限定商品は他にも!市内のパン店「SANCH」とコラボした「抹茶あんマスカルポーネ」です。
■大槻瞳アナウンサー
「いただきます。抹茶あんが濃厚!マスカルポーネが加わることでコクがあって、すごくリッチな味わいになる。パン自体がフワもちっとしてすごくおいしい!」
■長野西澤書店・西澤基喜社長
「本を伝える事の大切さ、そういうものをここを通じて色んな人に知ってもらえたら」
老舗書店の新たな歴史が始まります。