ミタチ産業 熱中症予防システム開発 電子看板使い呼びかけ

「工事現場サイネージ」を発売する

 半導体・電子部品商社のミタチ産業(本社名古屋市)は、デジタルサイネージ(電子看板)を活用して、熱中症予防を呼びかけるシステムを開発し、6月から売り出す。第1弾として工事現場向けに提案する。気温や湿度から熱中症のリスクを判定する計測器や、通信のためのネットワーク機器などと組み合わせた。リスクの度合いに応じて電子看板に警報を流し、工事現場で働く人の安全を守る。初年度、100件以上の販売をめざす。

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