エイチーム<3662>、暗号資産に交換可能なポイントアプリ提供のPaddleを子会社化

エイチームは、暗号資産に交換可能なポイントアプリを提供するPaddle(東京都渋谷区。売上高6億5500万円、営業利益1億2900万円、純資産1億6700万円)の株式67%を取得し、子会社化することを決めた。グループにおける顧客基盤の拡大が狙い。Paddleはエイチームが保有していないポイントサービスのノウハウ・経験を備え、今後成長が期待される暗号資産市場に多数の顧客を抱える。取得価額は3億9800万円。取得予定日は2024年11月1日。

Paddleは2016年に設立。毎日の買い物、旅行予約、アンケートを通じてビットコイン(暗号資産の一種)と交換可能なポイントを貯められる「BitStart」、毎日歩いた歩数に応じて同様のポイントが得られる「BitWalk」などのサービスを展開している。

エイチームはPaddleの残る33%の株式について、3年後の2027年11月1日付で取得し完全子会社化する予定。これに伴う取得価額は2億800万~5億2800万円を想定している。

© 株式会社ストライク