17歳エンドリッキがパウメイラス最終戦のキックオフ前に感涙「また会おう」

レアル・マドリー正式加入が7月に迫るエンドリッキ[写真:Getty Images]

パウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキが試合前に感極まってしまった。ブラジル『グローボ』が伝えている。
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いよいよレアル・マドリー正式加入、スペイン渡航が近づいてきたエンドリッキ。7月21日、18歳の誕生日を迎えるとともに、マドリードで契約書にサインする。

30日、コパ・リベルタドーレスのグループF最終節、ホームでのサン・ロレンソ戦に先発出場した17歳は、この試合が終わるとコパ・アメリカ2024へ向かうセレソンに合流するため、これがパウメイラスでのラストゲームに。

本拠地に詰めかけたファンはキックオフ前の選手入場時、クラブカラーの緑と白で彩った「また会おう」という横断幕でエンドリッキをお出迎え。パウメイラスのみならず、生まれ育ったブラジルを離れる17歳は、エスコートキッズの肩に手を添え、大粒の涙を流した。

結局、70分までの出場で得点に関与できず、試合も0-0ドロー決着。すでにノックアウトステージ進出が決定済みだったパウメイラスは、エンドリッキを勝利で送り出すことはできず。

また、この一戦は国内リーグではないため、試合後に退団セレモニー等々も実施できなかったわけだが、セレソン合流前にエンドリッキを送り出す何らかの行事が催されるものとみられている。

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