クラーセンが1年でインテルを退団へ…今季全49試合に帯同も出場は22試合、スタメンは2試合のみ

元オランダ代表MFデイヴィ・クラーセン(31)[写真:Getty Images]

元オランダ代表MFデイヴィ・クラーセン(31)がインテルを1年で退団へ。

今季開幕後、昨夏の移籍市場閉幕まで残り数時間というタイミングでアヤックスとの契約を解除し、1年契約でインテル入りしたクラーセン。

ケガなくこの1年を戦い抜き、インテルの公式戦全49試合にベンチ入りしたが、プレーしたのは22試合のみ。スタメンに限ると3試合しかなく、層が厚すぎる中盤において、最後までバックアッパーを抜け出せなかった格好だ。

結果的に、このインテル移籍を境にオランダ代表から完全フェードアウトする形に。今夏のユーロ2024は候補メンバーにも入れなかった。

来季のインテルは、ナポリからセリエA屈指のセントラルハーフであるポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(30)獲得がほぼ確実。クラーセンの契約満了は既定路線と言える。

オランダ『Voetbal International』によると、契約には延長オプションがあるものの、これが行使される可能性は皆無。複数の関係者談として、退団が決定済みとのことだ。

クラーセンに対しては、来季セリエA昇格のコモが関心を寄せているとみられている。

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