『太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る』のコミカライズ連載が開始

オーバーラップノベルス刊『太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る』のコミカライズ連載が、「コミックガルド+」にて開始された。本作は小説投稿サイト「小説家になろう」発の作品で、食って寝るだけの生活を送っていたことが理由で勘当された太っちょ貴族が、迷宮に足を踏み入ったことから始まる迷宮攻略冒険譚。原作小説は現在第2巻まで発売されている。コミカライズの作画はPechka氏が担当しており、第1話「太っちょ貴族は家を追い出される」が無料で、そしてポイントを消費して読める第2話「太っちょ貴族はエルフと出会う2」が公開された。怠惰に生きていた三男坊の冒険と成長の物語がコミックでもスタートした。

【原作小説あらすじ】

太っちょな貴族の三男、ミトロフ・ド・バンサンカイ。食う寝るしか能がないと父に見限られた彼は、家を追放されてしまう。ミトロフは“食費”のため、冒険者として迷宮に足を踏み入れるが、そこは死と隣り合わせの世界だった。迷宮を探索する中で、偶然出会ったエルフ族の少女・グラシエと成り行きで共闘することになったミトロフ。死闘の末にコボルドを倒した2人は、生物としての位階の上昇――“昇華”を果たす。迷宮の遺物に呪われてしまった少女・カヌレもパーティに迎え、三人は迷宮に潜る日々を送る。順調に攻略を続けるミトロフたちの前に現れたのは、本来ならば深層に生息するはずのトロルだった。しかも、トロルは迷宮の守護者を"喰らった"異常個体で――。絶体絶命の状況下で、ミトロフは"貴族"としての矜持を胸に細剣を振るう――!追放された"太っちょ"な貴族による"優雅"な迷宮攻略譚、第1幕!

次回の更新は今後の続報を楽しみに待ちたい。コミカライズ版を読んで物語の続きが気になった読者はぜひ原作小説も読んでみよう。『太っちょ貴族は迷宮でワルツを踊る』は、オーバーラップノベルスより第2巻まで発売中。最新3巻も2024年6月25日発売。

©風見鶏/オーバーラップ イラスト:緋原ヨウ

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