常温で1年保存OK!ひき肉が欠かせないわが家の救世主「大豆ミート」

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、サンキュ!STYLEライターのKota(コタ)です。

みなさんのお宅では、冷蔵庫にどんな食材を常備していますか。

わが家の場合、小学5年生の長女が肉っぽさが苦手なので、肉類はひき肉率高め。でも、消費期限が短くて気をつかうし、販売されている時点で解凍品のことが多く再冷凍できないし…と使い勝手がいまいちなのが悩みでした。

そこで最近使い始めたのが、大豆を加工した食材「大豆ミート」です。

「大豆ミート」って何?

「大豆ミート」は、大豆の油分を搾り、熱や圧力を加えて乾燥させた食品。お肉のような食感で、いろいろな料理にお肉代わりに使えます。

レトルトや冷凍、戻して使う乾燥タイプなどがあり、形状もさまざま。唐揚げにぴったりな食べ応えのあるブロック型や、ミートソースや餃子に使えるミンチ、炒め物に向くスライスなど、料理に合わせて使い分けられます。

現在わが家で重宝しているのは、乾燥ミンチタイプ。次からその使えるワケを3つご紹介します。

低カロリーで高たんぱく

いつもは豚ひき肉や合いびき肉を使うところを「大豆ミート」に置き換えると、ボリュームはキープしたままヘルシーな仕上がりに。お肉特有のコクは本物には及ばない気がするけれど、娘たちもまったく気づかずに完食するレベルです。

食べ応えはあるのに胃が重くならないから、がっつり系の食事がキツくなってきた私にはありがたい存在。

100gあたりで比べると、豚ひき肉のエネルギーが約200kcal、脂質17g、たんぱく質17gなのに対して、「大豆ミート」は約110kcal、脂質3g、たんぱく質14g。

カロリーと脂質がだいぶ控えめなのに、たんぱく質量はほとんど変わらないのがうれしいですよね。
(豚ひき肉の栄養素は、インターネットサイト『カロリーSlim』https://calorie.slism.jp/参照)

この3品はわが家的「大豆ミート」の鉄板メニュー

調理後の片づけがラク

脂が多いひき肉を使った料理は、鍋やフライパンなどの調理器具はもちろん、食器までベタベタに。洗う前に油の拭きとりから始めることも多く、けっこうな手間でした。

でも、油分の少ない「大豆ミート」なら、ガンコな油汚れがほとんどつかず、拭きとり不要でするっと落とせます。時短になるのはもちろん、食後の片づけに向かう気持ちが軽くなる効果も。

常温で長期保存できる

ひき肉のデメリットは、何と言っても消費期限が短いこと。暑い季節はとくに気をつかうし、欲しい分だけ解凍したりもむずかしい。

一方、乾燥ミンチタイプの大豆ミートは常温で保存できて、賞味期限が製造日から1年と長いのも助かります(マルコメの『ダイズラボ 大豆のお肉 乾燥ミンチタイプ』の場合)。

使うときは、必要な分を沸騰したお湯に入れて3分待つだけ。ちょっとひと手間ではあるけれど、常温保存できる便利さが上回るので気になりません。戻した後は水を切って、ひき肉とほぼ同じように扱えばOKです。

ちょい足ししたいときにもサッと戻せばすぐに使えるし、災害への備えにもよさそう。簡単に調理できて栄養価も高いので、ひじきや切干大根、高野豆腐などの常備乾物といっしょにローリングストックするようになりました。

湯戻しするとこれくらい増えます

あっという間にわが家に欠かせない食材に

ヴィーガンじゃないし…とこれまで完全にノーマークだった「大豆ミート」。ひょんなことから試してみたら、ひき肉ヘビーユーザーのわが家にぴったりの食材でした。

代替肉は何となくお値段高めなイメージだったけれど、スーパーの豚ひき肉が100gあたり約100円なのに対して、大豆ミートは約120円(湯戻し後の重量で計算)と、大幅には変わりません。置いてあるスーパーが増えてきているので、ますます買いやすくなりそうです。

わが家の場合、全部を「大豆ミート」に置き換えるのではなく、ハンバーグなどひき肉メインの料理は基本変わらずお肉で、軽めに仕上げたいときや、冷蔵庫にひき肉がないときは「大豆ミート」で、と併用するのがちょうどいいバランス。

家族みんながおいしく食べられる、「もしも」への備えが増えたのも心強いです。

◆この記事を書いたのは・・・Kota(コタ)
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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