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フェンシングサーブル日本代表の合宿が10日、大分市のコンパルホールで始まった。同市出身の江村美咲選手(25)=立飛ホールディングス=をはじめ、パリ五輪出場メンバーを含む男女16選手が15日までトレーニングに打ち込む。
大分合宿は2016年から始まり、9回目。初日は歓迎の横幕を掲げた市職員の出迎えを受け、午前9時に選手とスタッフ計17人が会場入りした。選手はストレッチで体をほぐした後、フットワークの反復練習や試合形式の実践練習などに取り組んだ。
合宿を通し、22日からクウェートで始まるアジア選手権、7~8月のパリ五輪に向け、最終調整を進める。一般の観覧も受け入れており、15日には小中高選手との交流イベントも開く。
駆け付けた県フェンシング協会の佐藤彰倫副会長は「夢をつかむためしっかり準備してほしい」と激励した。
選手・スタッフの代表らはこの日、県庁と大分市役所を訪れ、佐藤樹一郎知事や足立信也市長にあいさつ。歓迎と激励を受けた。
江村選手は「五輪では自分を信じ、悔いなくやり切りたい。個人と団体で金メダルを獲得したい」と活躍を誓った。