JTB、和えると共同開発した「五感で体感する探究型の修学旅行プログラム」の販売を開始

JTBは、和えると共同開発した「『伝統』と『革新』に出逢う旅~五感で体感する探究型プログラム~」の販売を、6月18日に開始した。

同プログラムは、京都を訪問する中学生・高校生を対象とする。伝統産業を継承する人々の中から「10代のうちに出逢ってほしい」と感じた人々を厳選して、工房などを訪問するという内容。一般的な伝統体験学習とは一線を画し、選りすぐりの伝統継承者との「出逢い」と「対話」にすべての時間を費やす。

同プログラムを通じて、子どもたちは伝統を未来へつなぐ人々の「生き様が反映された営み」を五感で体感し、伝統を守りつつも新たな挑戦をし続け、強い信念をもって変化の時代を生き抜く姿に触れていく。伝統に対する新たな認識を得て、その魅力を自らの言葉で語ることができるようになることや、自身の「生き方」や「在り方」について考えるきっかけになることを目指す。

今後は、修学旅行生が多く伝統産業が盛んな奈良など他地域でのプログラム開発・実施も視野に入れていく。その中で、本質的な社会課題の解決や地域活性化にも取り組んでいく。

なお、同プログラムの共同開発パートナーの和えるは、経済産業省による未来の教室「STEAMライブラリー」で伝統工芸を題材にした教材の開発や、のべ100校以上で伝統をテーマにした授業やワークショップを開催している。

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