「文明間対話の国際デー」設立は中国の理念への支持 中国外交部

「文明間対話の国際デー」設立は中国の理念への支持 中国外交部

中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)

 【新華社北京6月12日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は11日の記者会見で、国連総会が6月10日を「文明間対話の国際デー」とする中国の決議案を全会一致で採択したことに、決議は習近平(しゅう・きんぺい)国家主席が提唱したグローバル文明イニシアティブが時代の流れに沿い、中国の理念と「中国方案(プラン)」が多くの国の支持されていることを示したと述べた。

 林氏は次のように表明した。現在の世界ではそれぞれの国・地域が特色のある近代化の道を持ち、豊かで多様、長い歴史の文明の伝承に根ざしている。各国の未来と運命が密接に結び付く今日において、異なる文明による包摂と共存、交流と相互学習は人類社会の近代化プロセスを促進し、世界の文明の「百花園」を繁栄させる上でかけがえのない役割を果たしている。

 中国が「文明間対話の国際デー」の制定を提案したのは、文明の多様性、文明交流・協力の重要な価値に対する全世界の認識を高め、異なる文明が交流と相互参考を強め、団結を増進し、世界的課題の解決策を共に探るのを奨励するためである。

 国際社会が「文明間対話の国際デー」の制定を一致して支持したのは、グローバル文明イニシアティブが時代の流れに沿い、時代の需要に合致し、「中国理念」と「中国プラン」がますます多くの国の理解と支持、賛同を得ていることを十分に示している。

 中国は国際社会と共に、国連総会の今回の決議を積極的に実行に移し、文明の交流と相互学習を推進し、世界の平和的発展を促進するため、たゆまぬ努力をしていく。

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