【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州岑鞏(しんきょう)県の思州石硯無形文化遺産伝承拠点で、石硯の品質を検査する無形文化遺産伝承者の周永平(しゅう・えいへい)さん。「思州石硯制作技芸」は2021年、国家級無形文化遺産リストに登録された。(4月30日撮影、岑鞏=新華社記者/楊文斌)

 【新華社北京6月17日】中国には四大名硯と呼ばれる硯(すずり)がある。端硯(たんけん)と歙硯(きゅうけん)、洮硯(とうけん)は石で作られ、澄泥硯(ちょうでいけん)は泥を固めて焼成する。このほか、ミャオ族トン族自治州の特産、思州石硯など、いずれも国家級無形文化遺産リストに登録されている名硯の製作現場を紹介する。

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州岑鞏(しんきょう)県の思州石硯無形文化遺産伝承拠点で、石硯を彫刻する職人。(4月30日撮影、岑鞏=新華社記者/楊文斌)

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

山西省新絳県光村の絳州澄泥硯生産拠点で、すずりに傷がないか調べる藺濤さん。中国四大名硯「澄泥硯(ちょうでいけん)」の製作技法は一時途絶えていたが、藺さん親子3代の伝承者の手によってよみがえり、新たな命を吹き込まれている。(1月19日撮影、新絳=新華社配信/高新生)

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

山西省新絳県光村の絳州澄泥硯生産拠点で、すずりの仕上がり具合を見る藺濤さん(右)と職人たち。(2019年12月29日撮影、新絳=新華社配信/高新生)

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州岑鞏(しんきょう)県の思州石硯無形文化遺産伝承拠点で、石硯を彫刻する職人の手元。(4月30日撮影、岑鞏=新華社記者/楊文斌)

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

広東省肇慶市にある柳新祥端硯芸術館で作品を並べる柳新祥氏。柳氏は40年以上にわたって自身の製作技術の特長と古硯に関する研究成果を十分に発揮し、伝統技法の継承と革新を続けている。(2023年10月26日撮影、肇慶=新華社記者/鄧華)

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

広東省肇慶市にある端硯文化村の加工工場で、肇慶学院の実習生に彫刻技法を実演する柳新祥氏の手元。(2023年10月26日撮影、肇慶=新華社記者/鄧華)

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

広東省肇慶市で、柳新祥氏の作品に彫刻された飛竜と端硯独特の石眼(硯の中に自然に形成される球状または楕円状の色模様)。(2023年10月25日撮影、肇慶=新華社記者/鄧華)

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

河南省洛陽市新安県で、黄河の泥を手に取り、きめ細かさを確認する游暁暁(ゆう・ぎょうぎょう)さん(左)。千年以上の歴史を持つ澄泥硯は、黄河の泥を主原料とし、泥の選別から土練り、デザイン、素地作り、彫刻、焼成など60余りの工程を経て完成する。2007年には河南省の第1次省級無形文化遺産に登録された。(2023年10月7日撮影、洛陽=新華社記者/郝源)

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

河南省洛陽市新安県にある河洛澄泥硯芸術館で、小学生に硯作りを教える游暁暁(ゆう・ぎょうぎょう)さん。(2023年10月7日撮影、洛陽=新華社記者/郝源)

【写真特集】奥深い硯の世界、文房四宝ができるまで

山西省新絳県光村の絳州澄泥硯生産拠点で、すずりの素地への彫刻の様子。澄泥硯の製作は泥の選別からろ過、素地作り、彫刻、研磨、焼成など主要な工程だけで10以上ある。(2020年12月28日撮影、新絳=新華社配信/高新生)

© 新華社