上越市の私立こども園で食物アレルギー事故 タマゴアレルギーの園児にカスタードタルト【新潟】

食物アレルギー事故(上越市)

上越市内の私立の認定こども園で、タマゴアレルギーがある園児に誤ってタマゴを使った食品を食べさせる食物アレルギーの事故があったことがわかりました。園児は、症状は治まったものの微熱が続いているということです。

食物アレルギーの事故があったのは、福祉サービスを提供する「リボーン」が運営するこども園です。
上越市やリボーンの説明によりますと、今月12日におやつとして用意したタマゴを使ったカスタードタルトを、誤ってタマゴアレルギーがある園児に提供しました。園児が腹痛を訴え、看護師が抗アレルギー薬を飲ませました。その後、保護者とともに医療機関を受診し、アレルギー症状は治まっているものの、18日の時点でも微熱が続いているということです。

リボーンでは、確認やマニュアルの徹底が不十分だっためで改善に取り組むとしています。
上越市では去年、小学校で食物アレルギーの事故があり、公立・私立問わず各施設に確認の徹底を指示していました。

再び事故が起きたことを受けて、上越市の中川幹太市長は「再発防止の取り組みを進める中、絶対あってはならないことである重く受け止めている」とコメントしています。
今後、改めて各施設合同の講習会などを開くとしています。

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