沖縄気象台は、きょう「沖縄地方は梅雨明けしたと見られる」と発表しました。
平年と比べて1日早く、去年より5日早い梅雨明けとなりました。
梅雨の期間に、沖縄地方の多い所では平年の3倍以上の雨が降り、
6月14日には、那覇で1時間に94.5ミリの猛烈な雨を観測し、
6月の1位の記録を更新するなど、記録的な大雨となりました。
梅雨期間降水量(5月21日から6月19日まで)(速報値)
降水量(ミリ)平年値(ミリ)
那覇 1095.5 316.6
名護 865.5 304.2
久米島 1139.0 352.1
南大東島 209.5 283.7
宮古島 785.0 244.5
石垣島 436.0 246.9
西表島 366.5 205.3
与那国島 302.5 200.0
沖縄地方では、この先、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が続く見込みです。
(注意事項)
梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見通しを基に速報として発表する情報です。
後日、春から夏にかけての実際の天候経過に基づいて、梅雨入りと梅雨明けの時期を総合的に検討し確定しています。