by 本誌:宮本義朗
エクスペディアは7月1日(月)、2023年「有給休暇の国際比較調査」の調査結果について第2弾の発表を行った。今回は、有給休暇を実際に取得する際の「罪悪感」や、上司との関わりがテーマとなっている。
世界中のワークライフバランスの実態を調べる目的で、2000年から同社が継続している調査。6月20日(木)には第1弾として、有給休暇の取得率に関する調査結果を発表していた。
日本人の半数以上が「罪悪感」
日本で働く人の53%が、有給休暇を取得する際に「仕事をカバーしてくれる同僚に罪悪感がある」と回答。香港(61%)、シンガポール(55%)に次ぐ3番目に多い数字となった。
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また、2024年に取得予定の有給休暇の日数について、「2023年と同じ程度の日数」と回答したのが52%、「わからない」と回答したのが21%だった。罪悪感の影響により、休暇取得にあまり積極的ではないようだと同社は分析している。
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自身の上司が休暇取得に協力的かについて、61%が「協力的である」と回答した。2020年をピークに2021年には減少したものの、そこからは2年連続で上昇している。
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「部下の休暇取得を承認する立場にある人」を対象にした質問では、92%が「休暇を申請されたら柔軟に対応する」と回答した。
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有休旅行カレンダー(Travel Calendar)を提供
エクスペディアでは「有休旅行カレンダー(Travel Calendar)を提供している。各月のページで、その月にベストシーズンを迎える海外旅行先を紹介するというもの。そこへ旅行に行くために、どの日程で休暇を取得すればよいのか、何泊の旅行にすればよいのか、といったことを提案するという。
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