「ゆりかもめ」にゴムのタイヤが採用された理由は、乗り心地の良さと何?『ネプリーグ』で放送の<豆知識>

『ネプリーグSP』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらいします。

「ゆりかもめ」の名前を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が「ゆりかもめ」がゴムのタイヤで走行している理由について、解説しました。

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「ゆりかもめ」にゴムのタイヤが採用された理由の1つは、レインボーブリッジなどを含む走行ルートのアップダウンが激しいから。坂を走るのに適しているとの理由で、ゴムのタイヤが採用されました。

また、鉄のタイヤに比べて騒音や振動が少なく、乗り心地が良いのもゴムのタイヤの利点だといいます。

ゴムのタイヤはパンクが心配ですが、万が一パンクしても走行に支障が出ないように、内側に金属の車輪が入っているのだそうです。

オーストラリアのタスマニア島で育てられている日本人が大好きな作物は?

タスマニア島のある国を答える問題でも、村瀬先生は豆知識を伝授しました。オーストラリアにあるタスマニア島では、日本人が愛するある作物が栽培されているそうなのですが、その作物は何でしょうか?

答えは、蕎麦。日本で栽培されている蕎麦の多くは秋に収穫されるため、春~夏は国産蕎麦が減少してしまいます。

そこで、南半球に位置し、日本と季節が逆のタスマニア島で蕎麦を栽培し、春~夏にかけて日本に輸入することになったのだそうです。

「いびつ」という言葉の語源&「焼けぼっくいに火がつく」の意味は?

「櫃(ひつ)」という漢字を書く問題と、「焼けぼっくいに火がつく」という慣用句を答える問題では、林修先生がプチ解説を加えました。

「櫃」という漢字は、「貴いものを木の器で囲う」というのが成り立ちだと言われていますが、炊きあがったご飯を入れておく「飯櫃(いいびつ)」は楕円形のものが多く使われていました。

まん丸ではない「飯櫃」の形から、「いびつ」という言葉が生まれたと考えられているのだといいます。

「焼けぼっくいに火がつく」という慣用句に使われる「ぼっくい=棒杭」とは、棒のこと。

焼けた棒が鎮火したと思ったら、また火が点いてしまう状態から、「縁が切れていたものが、元の関係に戻る」という意味の慣用句になったのだそうです。

『ネプリーグSP』(フジテレビ)2024年7月1日放送より

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