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長崎市新三重漁協(柏木俊彦組合長、161人)は、同市三重町の同漁協活魚センターで、旬を迎えたヤリイカを生きたまま販売している。
角力灘や五島で漁獲され、透き通った表面と柔らかい身が特長。同組合によると、旬の5月から8月までの水揚げ量は約100キロ。ピークとなる8月にかけて、サイズがさらに大きくなる。
これまで、生きた状態のイカは飲食店などへの販売が多かったが、より多くの人に新鮮な風味を味わってもらおうと、今年から同センター自慢の円形水槽で販売を開始。水槽の中で勢いよく泳いでいるイカを間近で見ながら、気に入ったサイズを選んで買うことができる。
同組合販売課長の松岡択弥さん(42)は「市内で生きたヤリイカを買えるのは珍しい。自分でさばいて食べる面白さを体感してほしい」とPRした。
ヤリイカは1キロ4320円で販売。同センター(電095.850.1587)。