中居正広、重大病“首ほっそり激ヤセ”から1年8か月の完全復活 新レギュラーの裏にTBSトップの存在も

中居正広(C)ピンズバNEWS

中居正広(51)が“完全復活”の時を迎えたようだ――。

中居、東野幸治(56)、ヒロミ(59)がMCを務める『THE MC3(仮)』(TBS系)が、今秋スタートのレギュラー番組化として調整されていると7月2日早朝配信の『東スポWEB』が報じた。

記事よれば放送枠は、かまいたち、モグライダー、見取り図、ニューヨークがレギュラーを務めているものの、9月での打ち切りが報じられている『ジョンソン』の月曜午後9時枠が有力だという。

『THE MC3』は5月6日に特番として放送された。番組では中居、東野、ヒロミがMCとしての適性を見極める「令和の国民的関心事テスト」に挑戦。誰が一番国民の関心事に詳しいのか、令和の国民的MCに相応しいのは誰なのかを争った。

その『THE MC3』のひとりである中居といえば、2022年7月に急性虫垂炎で入院。同年10月には体調不良でレギュラー番組を休むと、同11月に1か月の休養を発表。最終的に休養期間を延長し、2023年1月から芸能活動を再開した。

一部週刊誌では盲腸がんを患っていたと報じられたほか、2022年7月に虫垂炎で入院した際、手術後の予後が悪く、腹膜炎を併発して大腸の半分以上を切除することになったという報道もあった。

前述の『東スポWEB』によると『THE MC3』のレギュラー化にあたり、制作側から体調面を確認されたものの、中居は「大丈夫だよ」と笑い飛ばしたという。

「中居さんは病名を明らかにしておらず、“そういう時期が来たらユーモア交えて話したい”と22年11月のテレビ番組で語っていましたが、何かしらの深刻な不調があったのは間違いありません。一時は頬がゲッソリとこけ、首回りもほっそりしていて本当に激ヤセしていましたからね。関係者だけではなく、視聴者からも体調面を心配する声が多数上がったほどでした。一時期は、最悪の可能性までささやかれましたよね……。

しかし、退院後は食生活を見直し、自炊の回数を増やしているそうですし、ここ最近はあご周りにも肉がついているように見えます。入院から1年8か月を経て、見た目に関しては完全復活といったところですね」(お笑いプロ関係者)

■『金スマ』を救った敏腕プロデューサーが“TBSのトップ”に

『THE MC3』がレギュラー化するとなると、中居はこの秋から『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)、『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)、『だれかtoなかい』(フジテレビ系)と5本のレギュラー番組を抱えることになる。

前出のお笑いプロ関係者はこう話す。

「『THE MC3』の放送枠が『ジョンソン』と同じになるかはまだ伝わってきていませんが、レギュラー化するのは間違いないようです。

『金スマ』をはじめ、大型音楽特番『音楽の日』、さらに『THE MC3』と、中居さんはTBSにかなり頼られていますよね。『THE MC3』のレギュラー化にあたっては、“TBSグループのトップ”のバックアップもあったのでしょうか」

6月27日付の人事で、TBSテレビやTBSラジオなどを統括する認定放送持株会社のTBSホールディングスの執行役員だった阿部龍二郎氏(60)が、同社の代表取締役に就任した。

「阿部氏はSMAP解散騒動が勃発した際、『中居正広の金曜日のスマたちへ』として放送していた番組名を『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に改題し、番組を救った敏腕プロデューサーとして知られた人物。“スマ”のままでは“SMAPの番組”と認定され、旧ジャニーズの創業家に打ち切りを通告される可能性があったから、阿部氏は番組名を変えたと言われています。

阿部氏は、中居さんMCの『うたばん』のプロデューサーも務めたほか、中居さんと同郷の神奈川県藤沢市出身ということもあり、深い縁があります。TBSグループのトップに立った阿部氏も、体調が回復した中居さんにはさらなる活躍をしてほしいと願っているはず。『THE MC3』のレギュラー化の裏には、阿部氏の存在も大きかったのではないかと関係者の間ではささやかれていますね」(前同)

7月13日にはMCを務める『音楽の日』の放送も控え、“完全復活”を果たしたように見える中居。今まで以上にTBSで重用されるタレントになっていきそうだ。

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