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千葉市動物公園は7月から、暑さで来園者が減る7月と8月の入園料を2割引きにする料金変動制の試験導入を始めました。
千葉市によりますと、市動物公園では例年、酷暑の影響で7月と8月の入園者が大きく減少します。
2023年は一番多い10月が約8万人だったのに対し、7月と8月は2万人余りでした。
このため市はこの7月と8月の入園料を試験的に割り引き、入園者数の増加につながるかどうかを検証します。
対象になるのは高校生以上の大人の入園料で、7月と8月の2か月間、現行の800円を640円にします。
また、試験導入に合わせて8月のお盆前後には開園時間を8時まで延長し、夕方から夜にかけての動物の生態を観察するイベントを初めて開催する予定です。
千葉市の神谷市長は、この取り組みについて「夏の新しい楽しみ方になるのでは」と期待を寄せています。
千葉市 神谷俊一 市長
「目標としては今までよりも多くの人にまず来てもらう。料金の設定に応じてどこまで入園者数が変わるのか見てみたい」「去年の総収入よりも多くの金額になることを千葉市としても期待している」