タクラマカン砂漠で海水魚介5万匹を放流　中国新疆ウイグル自治区

2024/07/02

　【新華社チャルチャン7月2日】中国新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州且末（チャルチャン）県で、海水魚介の稚魚・稚貝5万匹（個）が養殖池に放流された。ボラやハタ、カワシンジュガイなどが含まれ、生育率を高めるため技術者が海洋環境を模して養殖池を改造した。

　チャルチャン県はタクラマカン砂漠の南東部にあり、三方を砂漠に囲まれ、チェルチェン（車爾臣）河が南北に貫く。新疆ではここ数年、漁業に適した水域や干潟を活用した養殖が各地で進み、多くの海水魚介が「定住」するようになった。（記者/宿伝義）