要約筆記者養成へ 群馬・前橋市でセミナー開催

聴覚障害者などに話の要点を文字にして伝える要約筆記者を養成しようと群馬県前橋市内でセミナーが開かれました。

要約筆記者は、耳の聞こえない人や聞こえにくい人に、音声を文字で要約して伝えます。聴覚障害者だけでなく、健常者にとっても話の理解が深まる手段として注目されています。

セミナーは、聴覚障害者の生活をサポートすることに理解を深めてもらい、要約筆記者を養成しようと県聴覚障害者コミュニケーションプラザが開いたものです。

セミナーには16人が参加し、要約筆記者の活動内容や派遣の流れについて説明を受けた後、手書きとパソコンで要約筆記に挑戦しました。会場に流れる練習用の音源を聴いて、すぐに音声を文字に起こさなければなりません。

参加者はパソコンと手書きでは記入できる文字の量が違うことなど解説を聞き、理解を深めていました。

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