秋田市新屋地区の支援学校の敷地内にクマの足跡か 校庭の脇で複数確認される

秋田朝日放送

1日秋田市新屋の支援学校の敷地内でクマのものと思われる足跡が見つかりました。一方、新屋地区ではクマの出没が相次ぎ通行止めになっていた場所が通れるようになりました。

秋田市の栗田支援学校ではクマのものと思われる足跡が校庭の脇に複数残っていました。1日はグラウンドで行う授業を中庭に変更したということです。敷地内の畑では野菜を育てていますが荒らされた形跡はありません。クマのものと思われる足跡は学校関係者が図ったところ、長さは縦13センチほどでした。

一方、栗田支援学校から雄物川をはさんで直線距離で約800m離れた「水辺の広場」周辺では散歩をする人などの姿が見られました。水辺の広場とその周辺でクマの出没が相次いだことから5月中旬から広場に通じる通路が通行止めとなっていましたが、クマの目撃が少なくなったことなどから1日午後に約1カ月半ぶりに通行止めが解除されました。AIカメラが設置されたほか広場を管理する秋田河川国道事務所や秋田市が定期的にパトロールするということです。

そして、1日に県が運用を開始した「クマダス」。クマが出没した場所や時間などが地図上に表示され、パソコンやスマートフォンで確認できるようになりました。メールアドレスを登録すると選択した地域の出没情報をメールで受け取ることもできます。秋田市では2日も外旭川地区や手形地区でクマが目撃されています。

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