【レシピ】作業時間1分!大量消費、野菜が主役の満足副菜3選

蒸し暑いと、料理を作るのがおっくうになりますよね。
暑いとミネラル不足しがちになるので、野菜も追加したい、でもめんどくさい…。

今回は、野菜や果物のおいしさを引き出す野菜料理家の越野美樹さんが、料理をつくるのが面倒なときでもなんとかつくれる野菜たっぷりの副菜を3品ご紹介します。

暑いときに野菜が必要な理由

暑い日には、汗で水分だけでなく、体内の成分が失われてしまいます。
そんなときには、ミネラルやビタミンが豊富で、水分も多く含まれている夏野菜を食べるのがおすすめです。

野菜は旬の時期が一番栄養価が高く、その季節に必要な成分が含まれています。
夏野菜は、熱のこもった体を穏やかに冷やしてくれ、夏バテから体を守ってくれます。

とはいえ、キッチンが暑いと、野菜を下ごしらえしたり、加熱調理したりするのがとても面倒ですよね。

包丁を使う作業時間1分で簡単にでき、家族みんなが満足できる、夏野菜の料理3品をご紹介します。

おかわりください!「薄切りトマトの塩レモンソース」

1分でつくれる、わが家で一番人気のトマトの食べ方。
暑い日はとくにおいしく、ひとり1個は必須です。

【材料】1人分

トマト 1個
塩 ひとつまみ
レモン汁 大さじ1

【作り方】

1.トマトは薄切りにする。
2.1を皿に盛り、塩をふってから、レモン汁をまんべんなくかける。

ミニトマトでもかわいくつくれます。

無限にススム!「なすのナムル」

ご飯のおともに、おつまみに!
次々と手がのびる、さっぱりとしたなすの副菜です。

【材料】2人分

なす 大2本
ニンニク 1片
醤油 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
米酢 大さじ1/2
すりごま 大さじ1/2
青じそ 5枚

【作り方】

1. なすはヘタを切り落とし、横半分に切ってから縦割りにする。ニンニクはすりおろす。
2. 鍋に1と水100ml(分量外)を入れて中火にかけ、沸騰したらフタをして10分蒸し煮する。
3. 鍋に水分が残っていたら、フタを開けて強火にして水分を飛ばす。
4. ニンニク、醤油、ごま油、米酢を入れて和える。
5. 青じそは千切りにする。
6. 器に4を盛り、すりごま、青じそを加える。

ニンニク香る「香ばし醤油のバターコーン」

ゆでもろこしの一番おいしい食べ方!
ガリバタ醤油味は、最強です。

【材料】2人分

とうもろこし 1本
ニンニク 1片
塩 大さじ2
菜種油 大さじ1
醤油 小さじ1
バター 10g

【作り方】

1. 大きめの鍋に2Lの水を入れて沸騰させ、塩を入れる。再沸騰したらとうもろこしを加え、10分ほどゆでる。
2. 粗熱が取れたら皮をむき、一口大に切る。
3. フライパンを中弱火に熱して菜種油とニンニクを入れ、2を加えてさっと炒める。
4. 鍋肌から醤油を加えて火を止める。バターをのせる。

とびっきりおいしくて簡単につくれる、わが家で人気の野菜が主役のおかず。
食欲がなく、やる気のない日でもなんとかつくれるので、ぜひつくってみてくださいね。
彩りも栄養も加わり、夏を乗り切れますよ!

■執筆/越野美樹…調理師資格・野菜料理家・ライター。基本調味料で野菜のおいしさを引き出す料理、自然住宅・田舎暮らし・SDGs、暮らしの節約術など、レシピやコラムで発信する。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

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