注目度上昇中のミネラル「マグネシウム」生活で何が変わるか実験スタート #Omezaトーク

By FYTTE 編集部

マグネシウムと聞いて、みなさん何を思い浮かべるでしょうか? 私はMgという元素記号とエプソムソルト、ぐらいでした。先日、オーガニックサイエンスさんが開催するマグネシウムの勉強会に出席し、初めてマグネシウムのことを学んできました。なかなかに興味深かったので、そこで知ったマグネシウム食品をとってみることに。何か変化はあるのか? しばらく続けてみようと思います。

マグネシウムはミネラルの一種、ぐらいの知識しかない私ですが、最近、入浴剤のエプソムソルトを愛用している専門家の人たちの話を聞くと、必ず耳にするのがマグネシウムでした。マグネシウムって重要なの?と。

今回出席した勉強会では、マグネシウムとは、生きるエネルギーを生み出すことと私たちの体を動かすことの2つが主な働きだとのことでした。私たちが摂取した栄養素(主に炭水化物)はエネルギーに変換されるときにマグネシウムが必要なのだそうです。また、筋肉を動かすために、なかでも弛緩するときにマグネシウムが必要で、筋肉の緊張をほぐすための栄養素でもあるのだそうです(逆に収縮するときはカルシウムが必要)。

人間の体の中って、いろんなものが協力し合って、各臓器や体を動かしているんだな、と改めて関心しますが、具体的にマグネシウムの働きを聞いたことがなかったので、へぇ~という感じでした。

よくマグネシウムが不足していると足がつる、という話を聞いたことはありませんか? さきほど、筋肉を弛緩するときにマグネシウムが必要だと書きましたが、マグネシウムが不足することで、うまく筋肉をゆるめることができなくなり、筋肉が収縮したままピーンと張ったような鋭い痛みを感じる「こむらがえり」が起こるわけです。私自身も朝起きて、布団のなかで伸びをした瞬間、足がつったり、ピラティス中にちょっと難しい体勢をとろうとしたり、伸びないけど伸ばそうとしたときなどにピーンと足がつります。少したてば収まるものの、なかなかにつらい現象ですよね。

そんなこむらがえりを頻発してしまう私にはマグネシウムはとっても興味深く感じました。また、筋肉をゆるめてくれる、ということでは体のこり(肩や首など)にも好影響があるかもしれません。

さらには、お肌の乾燥予防も期待できることがわかってきているそうです。たしかに、エプソムソルトを使い始めてから、冬場のお風呂上がり、何かクリームなどをつけても乾燥からくるかゆみに悩まされていた私が、ここ2~3年はあのかゆみがなくなり、通常の保湿を行っておけば、腕も脚も体じゅう、わりとしっとり感を保っていてくれていると感じていました。そういう意味では肌への保湿効果が見込まれる点はおおいに期待できそうです。

そのほか。偏頭痛もマグネシウムの不足で起こることが多いようで、ときどき頭痛に悩まされる私としては、やはりマグネシウム、見逃せない成分だと感じました。

そこで、冒頭の写真でも紹介した「MG-LIPO(マグリポ)」をとり始めてみることにしたのです。こちら、じつは経口摂取で、ひとつずつ個包装になっているので1日1本がとりやすく、持ち運びにも便利。習慣化しやすいですよね。とろみ化粧水ぐらいのとろみ感なのでそのまま飲むのもOK。私は直飲みしていますが、水とかオレンジジュースとか飲みものに入れてとってもいいですし、ヨーグルトなどに混ぜるのも問題なし。ただ私としては、味がどうしてもおいしくない! 一応ゆず果汁、グレープフルーツ果汁、デーツ果汁などを使用して少しでも食べやすくしてくれているのだとは思うものの、慣れるまではなんとも言えない味がします(少なくとも上に書いたフルーツような味はわからない)。なので、別の飲み物や食べ物に混ぜたほうがいいという人もいるでしょうし、私は1周回ってこのままとるほうがいい、という結論になりました。

まだまだとり始めたばかりなので、今後何か変化が見えたら、またご報告したいと思います。マグリポのほかに、マグバームというこれは皮膚からマグネシウムをとることができるバームもあります。

梅雨のじめじめと夏の暑さでつらいシーズンですが、汗をかくとミネラルが外に出てしまうので、もともと不足しがちなマグネシウムがさらに外に出てしまっている可能性もあります。夏の間、快調にすごすためにもこのマグネシウムが何かの役に立つかもしれないので、実験を始めるにもいい季節かも、なんて思っています。気になった方はまず、マグネシウムについて調べてみるといいかもしれません。(編集長ホボ)

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