ソフトピアジャパン ランチクラブで交流 23年度、13件のマッチング成立

入居企業の紹介で登壇したユニオン・コードの担当者

 IT企業の集積拠点「ソフトピアジャパン」で入居企業同士や外部企業との交流を目的とした「ソフトピアランチクラブ」が開かれている。昨年4月から月1回のペースで開催。ランチ後は代表企業の担当者が事業や企業理念を語るスピーチを行っており、2023年度は13件のビジネスマッチングにつながった。

 6月のランチクラブでは、入居企業やゲストなど約40人が出席。代表企業には入居企業の紹介で、ウェブシステム開発のユニオン・コード(本社東京都)と、国産ドローン事業のNTTe―ドローン・テクノロジー(本社埼玉県)の担当者が登壇した。

 ランチクラブは1時間程度のイベントだが、希望者はイベント後も代表企業の話を聞ける。ランチクラブを運営する伊藤忠アーバンコミュニティグループの傍島康豊氏は「当初は30人程度のイベントだったが、外部からの参加者も増えている。入居企業には大垣という枠を超えて、コミュニティーを広げてほしい」と話す。

 ソフトピアエリアの入居企業は約150社。参加企業数にはまだ開拓の余地がある。ランチクラブは、毎月第4金曜日の午後0時30分~1時30分に開催している。(西濃)

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