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クマによる人身被害が福島県内で相次いで発生しています。
福島大学で、野生動物の生態を研究する望月翔太准教授によりますと、今の時期は体長1メートルほどの1歳から1歳半のクマが親離れする時期です。そういった子グマは好奇心旺盛で人に慣れていないため、結果として襲ってしまうケースが多いということです。
そして、最近の人身被害では、顔をけがするケースが多くなっています。望月さんによりますと、クマは人間よりも一回り小さいため、腕を振りかぶったときに当たりやすいのが、人間の顔だということです。
そして、もしクマと遭遇したらどうすれば良いのか?望月さんは、その場でうずくまって、頭をしっかり守ることが致命傷を避けるために大切だと話しています。
県内ではクマの目撃件数が過去最多ペースとなっています。今後も警戒が必要です。
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