神子田朝市に大学生農家が初出店 高齢化進む朝市 期待の声【岩手・盛岡市】

およそ60年の歴史で初めてといいます。岩手・盛岡市民の台所、盛岡神子田朝市で大学生の野菜農家が初めて店を出しました。

午前4時すぎ、開店準備を進めるのは新潟県出身岩手大学農学部3年の大塚瑠偉さんです。大塚さんは盛岡市内に畑を借りて野菜を育てています。大学生が野菜を売るのは神子田朝市で初めてのことです。

神子田朝市の農家の出店者はそのほとんどが70歳以上で、年間10人ほどが引退しているといいます。大学生農家の出店に、多くの人が足を止めて会話と買い物を楽しんでいました。

大塚さんは週に1回ほど朝市に出店する予定で、今後は野菜のつかみ取りなども計画しているということです。

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